事例紹介

IoT活用による24時間稼働向上の生産状況の見える化

IoTツールを探す■業種:製造業

 

■経営課題:エアコンなどで使用する特殊バルブの加工製造するC社は生産工場にNC自動旋盤機を50台以上配備し24時間稼働を実現することで生産工程の自動化と生産性の向上を実現していた。しかし、NC自動旋盤機のメーカーは大きくは2つのメーカーが混在しており、NC自動旋盤機以外の工作機械も含めて稼働監視の状況が手で記入する日報形式であった。その結果、製造設備全部のカウンターなどの集計を再度、EXCELなどの入力する手間と稼働監視が上手くできてないため、チョコ停なども頻発していたが改善する手法が見つからなかった。

 

■課題解決策:NC自動旋盤機は無論、工作機器のCLCデータ(一部PLC)の通信プロトコルなどの標準化するマルチデバイスコントローラー付きのIoTツールを導入し、工場の生産稼働状況監視と夜中の無人時のカウンターの自動集計、そして稼働状況の見える化などの実現により工場内にモニターを装備して稼働状況をリアルタイムで分析することができるようになった。

 

■経営効果:工場内では外国人労働者も働く環境化となったことでより、日本人の管理を細かく管理しなければ品質維持向上ができない状況であったが、IoT導入後は工場内の全ての工程が見える化できたことによって、工場の生産稼働状況管理が可能となり、業務の改善活動ができるようになった。また手で書いていた日報も集計する業務の削減に繋がった。お客様にはこのような取り組みにを大いに評価していただき信用もさらに向上した。今後は収集したビックデータを自動解析し、どのような機械でどのような製造をすれば効率的かどうか、機械設備の故障予知などにもつなげる計画だ。

 

■補助金対応:中小企業振興公社